こんにちは脱法ドラッグ

煙草も酒も二十歳から。

ピアスを開けるのはいけないこと。

門限は18時。化粧は大人になってから。

タトゥー派手髪、すすきのを歩くなんてもってのほか。

 

こんな家庭の方針で育った私は一人暮らしを始めて簡単にグレました。

髪を染めたことはまあ置いといて、まず最初に脱法ドラッグ

 

煙草より先に脱法ハーブに手を出しました。

初めて元カノが私の家に遊びに来た時、彼女は煙草ではなく煙管を取り出しました。

初めて見た煙管。何やってんだろう。なんかやばい感じする。なんかめっちゃ副流煙がくせえ。なにこれ。

「脱法ハーブ。吸ってみる?」

よし吸おう。なぜかなんのためらいもなく、なんなら期待してました。

ドラッグ、だめ絶対のDVDを学校で見せられてとても憧れを抱くタイプだったので迷いませんでした。

 

そもそも煙草が吸えないのに煙管で葉っぱを吸えるわけもなく、

くさい葉っぱだな~くらいに思って吸いました。

ガスコンロに触れるのも禁止されていたのでライターが怖くて仕方ない。

馬鹿にされましたが私が持った煙管に彼女がライターで火をつけてくれていました。

ライターすら怖かった18歳にもどりたいなあ~~~

 

めっちゃくせえ。むせる。

 

うまく吸えていなかっただけだと思うけど本当に一回目は効果がなかった。

とにかく吸えない。メンソールとかそういう問題じゃなくやばい臭いがする。

実際慣れてもハーブは独特の臭いがあるので吸いづらいです。

 

徐々にはまっていったよ!っていう話を書きたかったんですが、

ぶっちゃけハーブ始めたころの話はそんなに覚えてません。

大学行って時々家に彼女が来てハーブ吸って、

徐々に彼女が帰らなくなって居座るようになった。

ここからが本番。

 

彼女は私の家にいるわけだから、当然持ってきてもらったハーブは吸ったらなくなります。

そんな時に当時便利だったデリバリー。

どこの店もデリバリーでハーブを持ってきてくれます。

怖かったから受け取りは彼女に任せてた(自分で受け取りに行き始めたら人生終わった)。

 

一番少なくて安いものだと0.3グラムで800円。

めっちゃやすい。ありえん。煙草二箱買うより安い。

いろんな銘柄が出回ってた時代だったので、味見にもってこいでした。

第五世代くらいだったと思います。

スーパースネークとかフィーリングシリーズがたくさんあったころ。

 

最初は少量だったしお金もそんなに使う予定がなかったので、0.3グラムで足りてました。

でもやっぱり慣れてくると足りなくなって、1.2グラムとか3グラムのものを買うようになりました。

バイトをしていなかったし、そもそもバイトなんてしたら学業がおろそかになるという考えの実家の元、

私は親の金をことごとくハーブにつぎ込みました。

それでもお金が足りなくなって、危ない仕事に手を出し始めた。

そのへんは後々やってきた仕事編にでも書こうかと思います。

大学入学~一年後に退学するまでに親の金300万は溶かしました。やばい。

 

そんなこんなで簡単に脱法にはまりましたとさ。